5.23.2012

修道士たちが育てているハーブ庭園 Aromathérapie Monastique



ランデヴェニック修道院では、修道士達たちがお庭にたくさんの種類のハーブを栽培しています。 アルドワーズ(石盤)に書かれたハーブの名前プレートがとても可愛いい。



メリッサ(レモンバーム)(植物学名:Melissa officinalis
シソ科の草本 多年草

とはギリシャ語で蜜蜂の意味する「メリッサ」は蜜蜂に好まれることからこの名前が付いています。また、レモンの香りがするハーブのため、レモンバームという愛称もあります。
メリッサは心を明るくしてくれて、前向きな感情を与えてくれる精油です。
殺菌作用があり、肌荒れ、抗アレルギー性トラブルを改善してくれる、強い見方です。
日中は光に反応を起こすので、私はこのメリッサから抽出されるフラワーウォーターを、夜用のローションとして使っています。香りもよく、ぐっすりお休みできますよ。

 
Raifort ワサビ
学名:Armoracia rusticana
アブラナ科

生命力が強く、栽培はとても簡単とのこと。身体には消化器系の不調にも良いです。アロマの精油としては存在しませんが、フランスでもワサビは大人気で、WASABIと呼ばれています。寿司好きのフランス人にとっては必需品です。こちらで栽培されているワサビにお目にかかるのは初めてでした。

 

Reglisse スペイン甘草(カンゾウ)
学名:Glycyrrhiza glabra L.
マメ科

日本ではよくリコリス(甘草)とも呼ばれて一般的に薬草として利用され、国内に存在する漢方薬には約7割も用いられているといわれています。
根にはグリチルリチンが、また皮には、イソフラボン成分が多く含まれているため、
強い抗酸化作用があります。
ハーブティとしてもよく利用され、フランスでは、お菓子やルートビアの甘味料としてよく使われます。


Camomille romaine カモミール・ローマン
学名Anthemis nobilis
キク科 多年草

カモミール・ローマンのアロマはりんごのようなやさしく甘い香りで、不安を和らげたり、ホルモン調節作用、鎮静作用などがあります。睡眠を促すためのハーブティでよく用いられる、カモミール・ジャーマンとは品種が異なるので注意です。

 
Camomille German カモミール・ジャーマン
学名Matricaria recutica. chamomilla
キク科 多年草

こちらも心を優しくリラックスさせてくれる香りですが、カモミール・ローマンに比べて深く芳醇です。気持ちを明るくして、安定させてくれたり、緊張や怒り、ネガティブな感情をほぐしてくれます。ハーブティとして人気があります。

Angelica アンジェリカ
学名Angelica archangelica
セリ科 

「天使の草」とも呼ばれ、フランスで栽培されるハーブの代表のひとつです。
気分が沈んでいるときやうつなどに、心に穏やかさをもたらしポジティブな気持ちを取り戻したいときに役立ちます。近くでみると昔子供の頃みたタンポポの種が、巨大になったような感じ。この植物の名前はフランス人の女の子の名前、「アンジェリック」によく使われています。イランイランのように、催淫特性もあるそうです。名前だけで、セクシーになれそうですね。。。




シブレットの花はこんなピンク色をしていて、まるでブーケのように可愛いんですね。




Origan オレガノ
学名Origanum vulgare
セリ科 全草

筋肉痛やリウマチ、喘息、気管支炎などの呼吸器系、神経性胃炎、胃酸過多などの消化器系、風邪やインフルエンザ、感染症などの神経系などど、幅広く役立つスーパーハーブのオレガノ。
これ一つで、いろいろな効能があるんですね。
自然療法を勧める修道士たちが育てるのも納得できます!


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